ちょっと円-ドルが戻したみたい。本買っといてよかった。

で、asin:0123704901、一章は最近のプロセッサのトレンドを一巡りという感じ。価格性能比とか半導体のコスト(ウエハサイズの拡大とか)、ベンチマーク(SPEC CPUのようなプロセッサにフォーカスしたものだけでなく、SPECWebとかTPCのようなサーバ向けにも触れてる)、あとはIPCとかアムダール則などasin:0123706068ょこっとって内容なので、ほとんど読まずにパスしました。

本格的にネタが始まるのは二章から。二章では、命令レベルの並列化について一通り書いてます。asin:0123706068イプラインをもうちょっと深く掘り下げてて、レジスタにおけるデータ依存とか分岐命令のようなパイプラインハザードを起こす要素をまず示しておき、それを踏まえてout-of-order、(状態遷移などの)ハードウェア動的分岐予測、VLIWなどを一通り押さえています。その後に実例としてPentium 4を"Quantitative"に評価して締めって構成です。大まかな話は学校でも習ったけど、実際のプロセッサにおける評価が結構楽しいです。