神経言語プログラミング(Neuro-Linguistic Programming, NLP)

キーワードだけ見ると心理学なのか生理学なのか計算機科学*1なのかようわからんけど、つまりは自己啓発セミナーの類で、擬似科学の部類に属するもの。ウィキペディアの記事本体ではろくな説明をしていないので、外部リンクにも載ってるThe Skeptic's Dictionary*2日本語訳が参考になります。

で、最近この記事に対し参考文献を積極的に加筆してくれる人がいます。どういう形であれ貢献そのものは歓迎すべきことなのですが、どうもNLPを推す側の文献を中心に載せている様子。

ぼくが最初にこの記事に目をつけたのは、この人がNLPを批判する側の文献を削除しているのをフィードで偶然目にしたのがきっかけ。そこで、その批判側の文献を復帰すると、再び同じIPユーザさんが削除を行ったので、ノートに「フェアに取り上げてくださいね」とメモを残しました。以後この文献自体は削除されなくなったんですが、現状ではちょっとバランス感が悪い気がします。現状で見たところ対話の通じる人っぽいので泥沼になることはなさそうだけど*3

*1:同じ略語で"Natural Language Processing",「自然言語処理」っていうのがあるから紛らわしい

*2:UFOとか超能力とかその手のものを包括的に(どちらかといえば批判的に)扱う辞典というかエッセイ集。興味のある人は元の英語版と、プロジェクト杉田玄白ホスティングしてる日本語版(一部の項目だけ)をどうぞ。

*3:対話能力が著しく低いくせにクソ編集を行う馬力だけはやたら高い、いわゆる「コミュニティを疲弊させる」人を相手にすると非常に疲れるのよね。